
主任教授紹介

主任教授
日本医科大学大学院総合診療・健康科学分野教授
高木 元
徳島県徳島市出身
1993年日本医科大学卒
医学博士
総合内科専門医・指導医
日本病院総合診療医学会認定病院総合診療医
日本循環器学会認定循環器専門医
日本脈管学会専門医
日本プライマリ・ケア学会認定医
日本人間ドック学会認定医
日本高気圧潜水医学会専門医
日本再生医療学会認定医
日本医師会健康スポーツ医
日本スポーツ協会スポーツドクター
American Heart Association Fellow
日本医科大学ボート部部長
日本ボート協会医科学委員
Asian Rowing Federation Sports Medicine Committee Member
日本医科大学軽音楽部部長、ギター演奏
出身
卒業大学
専門
趣味・特技
総合診療科の業務と聞いて何を想像しますか?よく分からない病態に診断をつける診療科のイメージがあるかもしれません。かつては内科(一般内科)として診療を担当していた部門ですが、診療科の呼称が臓器別(神経、循環器、呼吸器等)になされるようになった昨今、全国的に総合診療科という名称が一般的となりました。特に医師数の少ない地域においては、上記のような急に訪れる日常の困った病態に対して幅広く対応できる医師が診断と治療を行う部門として切望されています。一方で都心の真ん中にある日本医科大学総合診療科の業務内容はほかの総合診療科とは異なります。全国最大級の救命救急センターで有名な日本医科大学は数多くの3次救急患者(生命にかかわる重症患者)を応需しているため、3次救急患者以上に数の多い2次救急患者(入院や手術の必要な患者)の初療対応を行う部門が必要であり、日本医科大学総合診療科として設立されました。
診療科が細分化された大学病院においては、縦割り型の各科の診療を横断的につなぐ橋渡し役を担う部門が不可欠です。紹介や救急車で来院した初診患者は病名が不明のことが多いですが、来院当日に大まかな診断や方針が立てられる体制を築きました。これを実現するため、診断能力に優れた各科精鋭の医師と総合診療科常勤医でチーム医療体制を構成し、初期治療と診断を迅速に行っています。夜間帯は全ての診療科が救急・総合診療センターを利用し、救急専門にトレーニングされた看護師による素早いトリアージが行われます。若手医師と学生においても診療研修の絶好の部門です。
更に通常の治療で完治しない難治性の病態にも向き合います。診療部門では東洋医学科部長を兼務し、病気の局所のみならず全身の調和を図る「心身一如」を考えます。また、多くの急性疾患と難治性疾患に治療効果が示されている特殊治療として、高気圧酸素治療室を運用しています。
我々はいかなる病態も受け入れ、幅広い医療を提供する、常に開かれたな診療科を目標にしています。確立されている医療も適正に活用し、以前よりも更に患者さんに寄り添える緻密な医療体制を目指し、常に新しい医療を積極的に取り入れています
スタッフ紹介
講師・医局長
兵藤 英也

出身
卒業大学
専門
趣味・特技
ひと言
福岡県福津市
1995年 日本医 科大学卒
医学博士
総合内科専門医
日本血液学会認定血液専門医
日本がん治療学会認定医・指導医
日本病院総合診療医学会認定病院総合診療医
西洋古典音楽鑑賞
毎週内科カンファレンスを行い、全員が新しい知識や経験を共有できるようにしています。無理せずがんばります。
助教
小野寺 直子